小さなころからずっと見続ける夢
私は小さなころから、ある特定の夢を何度も見続けています。それは夢の中に現れる、ぐるぐると回る大きなものにまつわるものです。その夢は、ある意味で私にとって慣れ親しんだものになっていますが、それでも毎回、奇妙で心をざわつかせる感覚を残していきます。
始まりはいつも
夢の中では、私は高い場所にいて、そこから何かをずっと眺めています。それは、形容しがたい柔らかそうな、ぐるぐると回転する大きな物体です。それが何なのか、何を象徴しているのかは分からないのですが、複数の同じものが連なっている様子を見つめ続けています。
不思議な物体
この物体は決して止まることはなく、静かに回り続けています。私はただそれを見つめるだけで、最初は特に恐怖を感じているわけではありません。しかし、徐々に夢の中の雰囲気が変わり始めます。回っているそれらが次第に大きくなり、ゆっくりと私の方に迫ってくるのです。この瞬間が、私にとっていつも不安と焦燥感を呼び起こす部分です。
襲い掛かる闇
大きくなると、今度はその物体がまるで襲い掛かってくるかのように感じます。まるで私を包み込もうとするかのように、どんどん迫ってきます。しかし、これが非常に不思議なことなのですが、その物体は一度も私に届いたことがありません。襲い掛かってくるように感じながらも、私に全く触れることはないのです。
その距離感は、いつも同じです。今にも触れそうで触れない、絶妙な距離を保ちながら、私はそのまま目が覚めてしまいます。この夢の最後はいつも同じで、目覚めた後には不思議な感覚が残ります。何かを解決できないまま目が覚める、そんなもやもやとした気持ちが後を引くのです。
目が覚めると…
長年、この夢について考えることがありました。なぜこんな夢を見るのか?何を意味しているのか?私にとって何か象徴的な意味があるのかもしれませんが、はっきりとした答えはまだ見つかっていません。私自身、この夢を見続けることで成長し、変化してきたことを実感していますが、それでもなお解明できない謎が残っています。
この夢の内容が私にとって特別であることは確かですが、その一方で不安を抱く要素も少なからずあります。なぜなら、その回転する物体が私に何かを伝えようとしているように感じるからです。襲い掛かってくるようでいて、結局は届かないという状況は、まるで何かを追い求めているのに、いつも手の届かないものがあるかのようです。
これまでに見た夢の中で、最も印象に残っているのは、その「ぐるぐると回る」という部分です。この回転する動作が、何かの象徴かもしれません。私が何かに囚われていることを表しているのか、あるいは人生のサイクルを暗示しているのか…。夢は時に私たちが普段意識していない感情や思考を反映していると言われていますが、この夢もまた、私に何か深層心理を語りかけているのかもしれません。
最後に。
ブログにこの夢を書き残すことは、もしかするとその謎を解くための一歩かもしれません。夢を綴ることで、自分自身と向き合い、何か新しい発見があるかもしれない。